ケンカの強い猫とは その2
●防衛を示す行動
「お前は怖いけど、あまり追いつめるなよ。さもないと逆に飛びかかっちゃうぞ。」
という逃げ腰の空いばりの威嚇の場合、なるべく体を大きく見せようとします。
背中を弓なりに丸め、体中の毛を逆立てます。
しっぽはふくらんで逆U字型に。
そして普通は攻撃者に対して横向きになります。
瞳孔は開き、耳はたいらに寝かせ、口をあけてシャーッという声を出します。
この3つは力関係や立場によって、複雑にからまりあって表現されます。
例えばケンカしようかな、でも怖いかな、と悩んでいる猫の場合。
前足が恐怖で後ずさり(防衛行動)、後ろ足が攻撃で前進(攻撃行動)をして、ななめの横っとびになることもあります。
以上のことを踏まえて観察すれば、猫同士のケンカのときに、どちらが優位にたっているかがわかります。
体を弓なりにしてシャーシャーいうのは、強そうに見えて実は"窮鼠(猫?)かえって猫をかむ"という、必死の守りの状態なのです。