過去のお話 その5
●○日露戦争とは
国難を小さな島国の国民が一つになって見事に凌いました。
しかも世界史に輝くような勝利につぐ勝利によって・・・です。
国民がひとしく有頂天になるのも無理はありませんでした。
しかし事実は、日本帝国の勝利は薄氷を踏むような"惨勝"であったのです。
満洲における陸軍の戦いは負けてはいないが、決して勝ってはいませんでした。
戦力は底をつき、補給もままならず、指揮官となる将校が死傷によって激減していました。
結果的には、黄海と日本海におけるロシア艦隊の全滅という海戦での大勝があり、また国際世論のロシア冷視もあり、戦争という大きな場において勝利を国的に確定することができたまでなのです。