過去のお話 その6
●○日露戦争とは
ところが政府や軍部の指導層はその事実を蔽い隠しました。
裏側には、惨憺たる勝利ののちに、日本は早くも新たな対ロシア大戦争の脅威に怯えねばならなかったのです。
それゆえにいっそう真相を秘しました。
かわりに鐘や太鼓で勝利の栄光を謳い、一等国家の"大国民"としての誇りと、報国・献身とを国民に訴えつづけます。
栄光と悲惨への両極分解は、日本が軍事大国たらんとの第一歩を踏みだした瞬間に、もうはじまっていました。
いや、恐露脅露ゆえの真実隠蔽と書きましたが、すべてをいっているわけではなかったそうです。