『熱中症』に対する配慮
高温・高湿の環境の下で、激しいスポーツ活動や筋肉運動を続けると、脱水や過度の体温の上昇で、循環機能が低下し発汗の障害、さらに中枢神経の障害も起こし、生命の危険にさらされることもあります。
人間が運動する場合には、ウォーミングアップをして体温を上昇させると筋肉や関節の動きが円滑になって代謝が高まります。
しかし、ある程度以上体温が上昇すると逆に害になるので、体内の熱を外部に放散させなければなりません。
熱の放射は皮膚の表面と、発汗による水分の蒸発で行われます。
高温下では皮膚の表面からの熱放射が抑制されるので、熱放射はもっぱら水分の蒸発に頼ることになります。
大人の場合、高温下で激しい運動をすると、1時間に1.5~2リットルの汗をかきます。
この汗が高温の環境では通気性のいいサッカーユニフォームでも多少蒸発が妨げられて、熱の放射が十分行われなくなります。